昨今、たいていのエアコンには冷房の他に除湿機能が備わっています。
そこで今回は、除湿と冷房の違いを見ていきましょう。
▼除湿と冷房の違いについて
除湿と冷房の違いは、使用目的にあります。
■除湿の機能
除湿の機能は、湿度を取り除くことがメインです。
そのために、部屋の湿気を下げる働きをします。
部屋の湿度が高い状態とは、部屋の中にある空気に多くの水分が含まれている状態です。
そこでこの水分を取り除くために、除湿運転をした時のエアコンは、まず部屋の空気を吸いこみます。
吸い込んだ空気は熱交換器によって熱を奪われますので、その後、部屋に再放出された空気は温度が下がっており、湿気も含まれていません。
熱交換器が奪った湿気は水滴となり、ドレンホースから排出されます。
■冷房の機能
冷房は、部屋の温度を下げることを最大の目的とした機能です。
具体的に言うと、熱がこもって温度が上昇した部屋から熱を追い出し、部屋を涼しくします。
気温が35度を超えるような猛暑日であれば、湿気よりも暑さ対策を優先しないといけません。
そこで、冷房を使って部屋の熱を追い出し、涼しくするために冷房を使うというわけです。
■違いを知って使い分けを
冷房でも部屋の中の湿気を取り除くことはできますが、非常にたくさんの湿気がある場合は除湿機能を使った方が効率的に湿気対策ができます。
一方、部屋の温度が上がっている場合は、一刻も早く冷房で部屋の熱を取り除かなくてはなりません。
除湿と冷房の機能の違いを知って、湿度と温度を目安に使い分けるのがいいですね。
▼まとめ
除湿運転をすると部屋が涼しくなりますので、冷房にするか除湿にするかで迷われる方も多いでのではないでしょうか。
その際、判断の基準は温度と湿度にあると覚えておくとわかりやすいですね。
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