エアコンの霜取り運転とは
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2023/01/01
コラム
近年は大半のエアコンが、冷房と暖房のどちらの機能も備えています。
そこで今回は、暖房運転をした時の霜取り運転について見てみましょう。
▼暖房使用で発生する霜取り運転とは
霜取り運転とは、エアコンを暖房で使用した際に発生します。
■霜取り運転の動作
霜取り運転とは暖房を使う際、室外機の中にある熱交換器についた霜を溶かすために行う動作です。
暖房運転をすると室外機からは冷たい空気が出るため、この冷たい空気が熱交換器を冷やしてしまいます。
その結果、空気中の水蒸気が凍って、熱交換器に霜となってくっついてしまうのです。
冷たいままでは暖かい空気を作ることができないため、暖房運転の際は霜取り運転によって熱交換器から霜を取り除く動作を行います。
■霜取り運転をしている時の状態
エアコンを暖房モードで動かしたとき、すぐに暖かい風が出てこなくてイライラした経験がある方は多いのではないでしょうか。
また、運転中に急に風が冷たくなり、故障したのではないかと驚かれる方も少なくありません。
これがいわゆる霜取り運転をしている状態で、熱交換器についた霜を取り除いているのです。
霜取り運転をしている間は、熱交換器を暖めて霜を取ることを最優先します。
そのため、すぐに温風が出ない、あるいは運転途中に冷たい風が出てくることになるわけです。
こうした状況になった時、「故障ではなく霜取り運転を行っているのだ」と知っていれば安心できますね。
▼まとめ
暖房時にエアコンから冷たい空気が出てくると、故障したのではないかと不安になりますよね。
けれどもこれは、熱交換器から霜を取るための霜取り運転ですので、心配ご無用です。
弊社ではさまざまなエアコンのクリーニングを行っておりますので、どうぞお気軽にご相談ください。